私の不妊治療体験談:1年間でかかったお金と治療内容のまとめ

こんにちは。

30歳を過ぎてから不妊治療を始め、1年クリニックに通ったところで結局自然妊娠し、
あと2か月ほどで出産を迎える予定のぴのこです。

今では赤ちゃんに会えるのが待ち遠しく幸せなマタニティライフを送っていますが、
不妊治療をしていたときは毎月期待と失望の繰り返しで辛い日々でした。

もっと何年もあきらめずに治療を続けている方はたくさんいますが、
1年でも十分精神的にきつかったですし、肉体的苦痛や金銭的不安も多々ありました。

妊娠してしまえばそんな辛い日々の記憶も自然と薄れていくものですけどね。

でも、この体験を忘れないように自分の記録用と
不妊治療について調べている方に少しでも参考になればと
1年間の不妊治療にかかった費用や行った治療内容を振り返ろうと思います。


1年でどんな不妊治療を行ったか?ステップアップの流れなど

不妊の原因や状況によって治療の流れは人それぞれだと思いますが、
私の場合は1年間で以下のような流れで治療を進めていきました(覚えている範囲内ですが)。

私は排卵障害がなかったので、比較的ポンポンと進んでいきました。

初診での検査

初診でまず行ったのが、妊娠を妨げる要因(甲状腺機能など)がないか調べる血液検査とクラミジア検査。

検査結果は特に問題なかったので、次の周期から早速タイミング療法を始めることに。

先生からは自己流でタイミングがずれていただけの人が結構多くて、
タイミング療法を始めて6回以内に妊娠する人が結構多いんですと言われて、
自分もそれなのかもとちょっと期待しました。

結果、そんな甘いものではなく撃沈するんですけどね…

タイミング療法からスタート

私の行っていたタイミング療法の流れは、
生理開始2~5日目の間に受診して卵胞の状況を確認したら
卵胞を育てるため排卵誘発剤であるクロミッドを処方され5日間飲みます。

それで、先生に指示された排卵日近くにまた受診して
超音波で卵胞の大きさチェック、採血によるホルモン検査を行い、
排卵日を予想してタイミングをとる日時を指定されます。

それで、タイミングをとった後は普通に過ごし、
指定日までに生理が来なければ妊娠検査薬でチェックする、
生理が来たら再び2~5日目の間に受診して同じことを繰り返すというものでした。

途中から、タイミングの精度を上げるために、
排卵日時をコントロールする排卵誘発剤のイトレリンという点鼻薬を使うようになりました。

これは保険適用外で自費で7,500円。
10周期分使えます。

点鼻後、約36時間後に排卵するらしく、
タイミングをとりたい日時から逆算して点鼻する日時を指示されていました。

排卵誘発のためには保険がきくhCG注射もあるのですが、
副作用の心配があったので1回目だけhCG注射を受けて次からはイトレリンに変えました。

金額は高いですが、点鼻薬ならクリニックにも行かなくて済むので
その方が便利だし気が楽です。

こんな感じで、生理開始後通院→クロミッド服用→卵胞チェック・採血→イトレリン
→タイミングの繰り返しで、月2回(検査など場合によって3回)のペースで通っていました。

フーナーテストと卵管通水検査

タイミング療法と並行して、不妊の原因を探るためのフーナーテストと
卵管通水検査も初期の段階で行いました。

フーナーテスト(ヒューナーテスト)は、
性交後のおりものの中に精子が生きているか持続率を調べる検査で、
精液検査で調べる精子の運動率や数とは別に行い受精しない原因を探る方法の1つです。

タイミングをとった約12時間後に検査を受けなくてはなりません。
これは異常なしで旦那のはとても元気でした(笑)

もう一つが卵管通水検査。
人によっては激痛を伴うという話だったので怖かったのですが、私は何とか大丈夫でした。

卵管の詰まりが受精を妨げていないか調べる検査で、
カテーテルで生理食塩水を卵管に流し、詰まりや閉塞の有無を確認します。

こちらも異常なしで、今できる一通りの検査は終わって卵子も精子も問題なく、
卵管も詰まっていないのでタイミング療法で様子を見ていきましょうということで、
タイミング療法での妊娠が期待できる一旦の目安である6回目まで続けました。

人工授精へのステップアップ

最初は次はできるかも…と期待して通っていましたが、
あっという間にタイミング療法の目安である6回が終了し、
先生から人工授精へのステップアップの話をされました。

人工授精は自己負担で1回2万円かかります。

内容としては、夫の精子を持っていき洗浄・濃縮して子宮内に直接注入するという、
体への負担も少なく限りなく自然妊娠に近いものなので、
比較的抵抗感なくステップアップを決めました。

普通の性交で妊娠できないという少し虚しい気持ちはありましたけど、
これで妊娠できるのならタイミング療法にこだわって結果が出ないより
早くステップアップした方がいいという考えでした。

何事もそうですが、新しい治療に挑戦するときはこれなら妊娠できるかも…と
根拠もない期待を抱いてしまいます。

そしてその期待はあっけなく打ち砕かれる。
お金がかかる分、苦痛に耐えた分余計に期待が裏切られたときは辛いものがあります。

体外受精にもなればなおさらそうでしょう。

人工授精も6回がステップアップの目安になるそうです。
とりあえず3回行ったところで気持ちが疲れてしまい、
夫婦で話し合って一旦タイミング療法に戻すことに決めました。

このまま続けても体外受精までするかは正直今は考えられず、
そもそも男性不妊ではないため人工授精をしても意味がないので
タイミング療法でも変わらないだろうという判断です。

タイミング療法へのステップダウン

というわけで、人工授精を試してみたものの効果が見込めなそうだったので
タイミング療法に戻してストレスの少ない形で治療を続けることにしました。

負担が減って少し気が楽になったものの、やはりそう簡単にできるわけもなく、
「やっぱりこのままタイミング療法を続けてても時間の無駄かも…
ステップアップしないと妊娠できない体なのかな…」と悩む日々でした。

どんどんモチベーションが下がり病院に通うのも苦痛になって、
一旦中断しようかと夫婦で話し合っていたときでした。

ちょうど体調不良で病院に通えない月があり、
その周期は治療のことは忘れ何も期待せずに自分たちで適当にタイミングを取りました。

そしたらまさかのそれで妊娠。

もちろん自然妊娠が一番の希望なのでこれ以上幸せなことはないのですが、
この1年の不妊治療って一体……という感じでした。

よくあきらめた頃にって言いますが、
子供を授かるってそういうことのなかなと思いました。

こんな感じで私の不妊治療は思いがけず幕を閉じました。


1年間の不妊治療にかかったお金

約1年間の私の不妊治療記をご紹介しましたが、
毎月病院通って薬飲んで人工授精もしてお金かかったな~という印象はあるものの、
総額でいくらか出したことがなかったので改めて計算してみることにしました。

結果は病院代、薬代合わせて15万ちょっと。

うち保険適用外で自費だったのは、クラミジア検査2,000円、卵管通水検査8,000円、
点鼻薬のイトレリン7,500円、人工授精20,000円/回×3でした。

周期によって薬を飲んだり飲まなかったりするので色々ですが、
タイミング療法なら月に6,000円ほど、人工授精をすれば26,000円程度といった費用感です。

私の場合賞味1年だったのでこのくらいの額で済みましたが、
何年も続けたりステップアップしていけば積もり積もってかなりの額になります。
体外受精に進めば1回50万円とかするので、本当にお金に余裕のある人しかできません。

実際に何百万も不妊治療につぎ込む人も多く、中には1000万円を超える人もいるようです。
不妊治療は始めるとやめどきが難しい。
次はもしかすると…って思うとなかなか諦められないものですよね。


自治体の不妊治療費助成制度を利用しました

不妊治療はとにかくお金がかかるので、自治体の助成制度を利用することをおすすめします。

私も東京都の不妊検査等助成事業に申請して上限の5万円をもらいました。

東京都の不妊検査等助成事業に申請してみた

居住区では体外受精や顕微授精のみ対象となる特定不妊治療費助成しかなく、
タイミング療法や人工授精だと助成は受けられないのか…と思っていたら、
東京都の方で不妊検査や一般不妊治療も対象となる助成制度が始まったとのことで利用しました。

病院に治療証明書を書いてもらったり、住民票や戸籍謄本を取りに行ったりと、
手続きは若干面倒でしたが5万円もらえたのは大きかったです。

助成金の5万円を差し引くと、実質の自己負担額は10万ほどとなりました。

不妊治療を始める前は医療費などほとんどかからない生活でしたが、
昨年は不妊治療費のおかげで初めて確定申告で医療費控除の手続きをしました。

妊娠したからこれでやっとお金がかからなくなる~と思ったら、
妊娠中は健診費用で何かと足が出るし、色々検査があってむしろ昨年よりも医療費がかかりそうな勢いです。

妊娠・出産ってこんなにお金がかかるものなんですね。
妊娠・出産にかかった費用についてはまた今度まとめたいと思います。

それでは今日はこれで。

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